イボ・ホクロ・皮膚腫瘍の治療(保険適応可能)
イボは様々な場所にできますが、とりわけ露出部は気になることがあります。
とり方は色々ありますが、当院ではレーザーや電気メスは一切使用しません。術後の色素沈着の原因となるからです。経験上、止血のために電気メスを用いると、特に夏場の場合は後々までシミとなることがあります。
当院では、局所麻酔後、眼科用小剪刀と異物ピンセットを使用し、可能な限り周囲の皮ふと平面となるよう切開し、止血には電気を使用せず、アルギン酸塩という止血効果のあるシートで被います。 1-2日後に再来して頂き、肌色の薄いテープに張り替えます。この方法がもっともきれいになると確信しています。
また形や大きさ、部位によっては、イボ(皮膚腫瘍)の周囲をラグビーボール状に切開して、周囲の皮下組織を十分に剥離(はくり)して皮膚を寄せて縫合します。この方法であれば再発はまずありませんが、線キズ、縫いあとが残ってしまいます。出来るだけ傷がきれいに治るように、抜糸を早めに行い、皮膚用のテープで固定することが望ましいと考えています。
ガングリオンの治療(保険適応)
ガングリオンは、手首の背側(甲側)によくできる、硬い良性腫瘍です。
曲げると痛かったり、まれに力が弱くなったりします。
治療は、軟らかいものであれば内容を吸引して治る事もあります。
しかし再発することが多く、手術をしてカプセルごと摘出することになる場合があります。
手術はまず腋の下の神経をブロックして、タニケットという駆血帯を巻き、腫瘍の部分も良く麻酔してから2センチほど皮ふを切開します。全行程で約1時間程度です。もちろん日帰り手術です。
但し麻酔薬にアレルギーがある方はお勧めできませんのでご注意ください。
ウイルス性イボの治療
皮膚科で液体窒素を何度やっても取れない場合は、局所麻酔をして「くりぬき」治療を行います。
1回で完全に再発を防ぐことは難しいのですが、2-3回の治療で完結できることが多いようです。
術後は、自宅で湿潤治療を続けて頂きます。


