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アルツハイマー病が女性に多いのに対し、男性に多いのがレビー小体型認知症です。

●画像診断だけでは診断が困難で、脳の萎縮が見られない場合もあります。

認知機能低下幻視(ないものが見えたりする)・パーキンソニズムが三大症状です。

●薬剤に対して敏感であるため、非常に少量の治療薬で調節することが必要です。

※パーキンソニズムとは、「すり足・小刻み歩行」「前傾姿勢」「筋肉関節の固縮」「手足の震え」などパーキンソン病患者にみられる代表的な症状のこと。

レビー小体型認知症(DLB)
レビー小体型認知症の診断

・うつ病に間違えられることがあり、精神科で抗うつ薬を処方されているケースがあります。

・パーキンソン病に間違えられることがあり、神経内科でパーキンソン病治療薬を処方されているケースがあります。

アルツハイマー病に間違えられる事も非常に多くあります。

・上記治療にて良くなって行かない場合には、薬を減量するなど治療方針の転換が必要になります。

上記のように、様々な要素が絡み合う認知症「レビー小体型認知症」。

処方を誤ると、意識状態が悪くなったり、幻視が増えたり、歩けなくなったりしてしまいます。

もちろん、年齢的に他の疾患(脳梗塞、ビタミンB1欠乏症、ビタミンB12欠乏症など)が他に隠れていないか慎重に判断する必要があります。

治療には、ごく少量のアルツハイマー病治療薬と、パーキンソン病治療薬、あと幻視に対しては漢方薬を使用するのが良いようです。

1日中寝てばかりいる認知症の方、小刻み歩行をしている認知症の方の中には、レビー小体型認知症の患者さんが含まれているケースがあります。

思い当たる症状がある方は、是非主治医の先生にご相談下さい。

参考文献:

「レビー小体型認知症」フジメディカル出版  河野和彦先生著(名古屋フォレストクリニック院長)