


この世で最も辛い、群発頭痛に関するページです。
心筋梗塞・尿管結石と並んで、「痛い病気トップ3」に堂々とランクされています。
その特徴は、
1、日本に1万人ほどしかいない。(実際にはもっと多いようです。)
2、男性が90%を占める。(最近、女性患者さんが増えています!)
3、数か月~数年に1度、1~3か月の間ほとんど毎日激痛が起こる。
4、痛む時間は一回に付き1~3時間程度、1日数回起こることもある。
5、痛む時刻は大体決まっていることが多い(夜中や明け方が多い)。
6、痛む程度は、「眼球をえぐられる」「生きた心地がしない」位である。
7、片側の頭、目の奥、コメカミが痛むが、途中でサイドが入れ替わることがある。
8、痛い最中は、じっとしておれず、涙や鼻水が出ることが多い。
9、目が充血し、瞼が開けにくくなってしまうことが多い。
10、激痛の時間以外は、ほとんど痛みがないことが多い。(例外あり)
治療法は、
1、痛みが始まった時のトリプタン製剤(イミグラン、ゾーミッグ、マクサルト、レルパックス等)。
2、予防的に、塩酸ベラパミル(ワソラン)、塩酸ロメリジン(ミグシス、テラナス)。
3、それでもダメな時、ステロイド、漢方、ブロック、手術など。
4、但しブロックや手術に関しては有効性はまだはっきりしていないようです。
5、アメリカではイミグランの自己注射が主流(?)のようです。
6、日本ではやっと承認されましたが、まだ普及しているとは言えない状況です。
原因は・・・?
様々な説が飛び交っていますが、未だに結論が出ていません。
分かっていることは、「とにかく痛い、つらい」し、比較的まれな病気なので「周りの人にも理解されにくい」ということです。
とにかく早めに予防薬を開始して痛みを軽減し、それでも痛くなってしまったら上記のトリプタン製剤を使用することです。
そして、予想される群発期間(普通は1-3か月)、予防薬を続けることです。
いずれにしても的確な診断が必要です。おかしいと思ったら、ぜひ頭痛外来をお尋ね下さい。