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めまい外来のご案内 土日・祝日も診察あります)
耳性めまい1.頭位性めまい症
 
良性発作性頭位変換性めまい症と言います。後半規管(三半規管)の浮遊耳石が原因と考えられています。
ある特定の向きに一定以上の加速度で向きを変えることでめまいが誘発されます。内服薬はほとんど効かず、自己リハビリで1-3ヶ月かけて治療します。

耳性めまい2.メニエール病 
 
発作的に耳鳴り・難聴・嘔吐を伴う激しいめまいが襲います。
また、不定期に再発する傾向があります。
めまいは多くの場合回転性で、長い場合は6時間程度続くことがあります。
発作中は眼振(眼球がピクピクけいれんしていること)が起こっていることが多いです。
耳の症状としては、難聴ではなく「閉塞感」と表現される場合があります。
原因は内耳のリンパ水腫といわれており、通常は利尿剤などで圧を下げると症状は改善します。
「めまい=メニエール」と診断する医師がとても多いです。
実際にはメニエール病の診断基準は厳密であり、むやみにメニエール病と診断すべきではないのです。

小脳性めまい
 
脳の中でも、小脳に腫瘍や血管障害が発生するとめまいが生じます。
その他、言語異常(呂律が回らなくなる)や手が不器用になったりするなどの症状を伴うことがあります。
脳のCTやMRIをとることで診断が可能です。
目を閉じても開けていても動揺の度合いはあまり変わりません。

脊髄性めまい
 脊髄の後索という神経回路がやられてしまうと、めまいが生じますが、回転性ではなく、平衡感覚がなくなってしまうタイプのことが多いです。目を閉じると途端に倒れてしまいます。

前庭神経炎
 
発作的にめまいと嘔吐が起き、1週間程度続くことがあります。
ウイルス性と考えられていますが、定かではありません。
メニエール病と違い、原則として難聴や耳鳴りなどの「蝸牛症状」は伴いません。
しかしメニエール病の初期にも同じような症状を認めることがありますので、病状をよく観察する必要があります。

心因性めまい
 
いわゆる「不安症」「うつ」の方にみられます。
回転性というよりは、「フワフワする」「ボーっとする」などと表現されます。
抗うつ薬で改善されることがあります。

起立性調節障害 
 
寝ている状態と起きている姿勢で極端に血圧が違う場合は立ちくらみ、頭痛が生じます。
これを「めまい」と表現されて来院される方が多いようです。
交感神経刺激薬や昇圧剤で改善されます。

めまいは若い方からお年寄りまで、程度も種類も様々です。
的確な診断が治療の第一歩です。
必ずしも新薬が有効ではなく、漢方薬、生活習慣改善で治ることがあるのも特徴です。お悩みの方は一度ご相談下さい。