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頭痛/めまい/脳神経症状に対する漢方治療
漢方治療について

成長過程にあるお子様、妊娠中、授乳中の方などには、現代薬を使用しにくい事があります。

上記に該当しない方でも、様々な理由で漢方薬を希望されたり、現代薬が合わなかったりする場合もあります。

そのような際にも漢方薬で治療します。

妊娠中は頭痛やめまいは起こりにくいとされていますが、それでも辛い症状が起こる方も少なくありませんので、その方の体質に合った漢方薬を単独あるいは複合して処方致します。

月経前後の不具合(イライラ、抑うつ、過眠などを伴って頭痛やめまいが悪化する等)にも漢方薬が有効な場合があります。

片頭痛の頓挫薬(トリプタン製剤;マクサルトやイミグラン等)は、当院では妊娠中の方に敢えて禁止はしておりません(※学会においても問題はないとのことです)が、患者さんが好まない時には安全性を重視して漢方薬+消炎剤を処方します。

頭痛の頻度が高く、日頃の気分がすぐれない方には、頭痛の頻度を減らし体調を整える漢方治療も実施しています。

脳梗塞など、脳卒中後の麻痺、しびれ、体の痛みなどの治療にも漢方薬を用いて改善するケースもあります。

その際には、現代薬による脳梗塞再発予防、血圧コントロールなどを合わせて行うこともあります。

その他、患者さんの希望や症状から漢方治療が望ましいと判断された場合は年齢性別問わず行っておりますのでご相談下さい。


漢方薬を処方する際には、下記の様な体質を伺ってから処方致します。

・疲れやすいか、朝からだるいか、午後からだるいか

冷え性(下半身、お腹)の有無

・便秘症か下痢症か

・寒がりか暑がりか

・汗をかきやすいか

・尿がたくさん出るか、頻繁に出るか、冷えると出るか

・むくみやすいか

・緊張しやすい、心配しやすい、イライラしやすいか

・寝付き、中途覚醒、寝起きはどうか

・食欲・胃の調子はどうか

・のぼせやすいか

・肩がこりやすいか

・血圧は高いか、病院や診察室で上がりやすいか

・その他、顔色、舌、脈を拝見し、漢方薬を処方するための「証」を定めます。


頻繁に使用される漢方薬は以下の通りです。いくつかを組み合わせて処方する場合があります。

・四逆酸

・加味逍遥散

・柴胡加竜骨牡蛎湯

・黄連解毒湯

・半夏瀉心湯

・桃核承気湯

・通導散

・桂枝茯苓丸

・甘麦大棗湯

・柴胡清肝湯

・五苓散

・柴苓湯

・当帰四逆加呉茱萸生姜湯

・呉茱萸湯

・釣藤散

・半夏白朮天麻湯

・苓桂朮甘湯

・柴胡桂枝乾姜湯

・桂枝加竜骨牡蛎湯

・半夏厚朴湯

・抑肝散加陳皮半夏

・抑肝散

・真武湯

・十全大補湯

・補中益気湯

・牛車腎気丸

・八味地黄丸

飲酒後の頭痛でお悩みの方などにも漢方薬をお勧めする事があります。

現代薬が副作用(眠気や便秘、体重増加など)やその他の理由で使えない場合は漢方薬を試してみて下さい。

全員の方にすぐに効果が出るわけではありませんが、1-2週間内服されてみて体調の改善を実感出来れば是非継続してみて下さい。

残念ながら効果がなかったり、体質に合わず逆にお腹を壊してしまったりする場合もありますから、その際には遠慮なくお申し出ください。